魚と味噌の栄養学

今日はGW明けで朝からバタバタ・・一息ついてPCで栄養学を検索してたら、味噌の栄養学&魚の栄養学の記事が出てたのでチョットご紹介!!
味噌で美肌効果・・味噌の製造過程で出来る褐色の色素(メラノイジン)は美肌効果(肌が10才若返る)と高血圧気味の人には血圧低下作用があるとの事です。味噌屋の社長としては初めて知りました。
また、別の効能として、野菜と魚を一緒に食べると胃の中で、胃酸と混じった時に出来る発がん性物質(ミトロノアミン:亜硝酸と塩酸の結合物)を味噌が無毒化するとの事です。『朝の味噌汁は毒けし』ということわざがあるように、昔の人は自然の中から生まれた知恵で生活していたのですネ。
魚の栄養・・昔、日本人はたくさん魚を食べていました。しかし、最近は魚より肉が好きという人が増え、あまり魚を食べなくなりました。それにつれ大人の人達に生活習慣病と呼ばれる高血圧症・動脈硬化症・心筋梗塞・糖尿病などの病気が増え、最近では子供達にも、見られるようになり、問題となってきました。
毎日の食事の摂り方が、こうした病気の予防や丈夫な体を造るのに重要です。世界各国が集まって行った調査では、『長生きするには、魚の多い日本食が最適である』と結論が出ました。その理由として、栄養(炭水化物・タンパク質・脂肪)のバランスが良いことと、魚に含まれる栄養が生活習慣病の予防に効果があるため、それらが多く含まれる”いわし”、”さば”、”さんま”などを昔から多く食していたこともその理由の一つに挙げられます。現在、アメリカ・ヨーロッパを始め中国でも日本の食生活に着目して、魚料理が非常にブームを起こしています。
私達も、もう一度食生活を再確認する時期かもしれませんネ。
お味噌汁 お魚
国立がんセンターでは、17年間に27万人を対象に世界最大規模の食生活と死因の調査を行いました。これによると、心臓病・脳血管疾患だけでなく、ガン・高血圧症など全項目に魚を食べることが有効で、毎日魚を食べる人は、魚を全く食べない人よりも平均5年長生きしていることが報告されています。
やはり、バランスの良い食生活と良質なタンパク源である大豆製品&魚をしっかり食べることにより健康な毎日を送りたいものですネ。
魚を食べる頻度と死因の関係データは下記アドレスへ
http://www.nagasaki-uo.co.jp/jiten_eiyou.htm
(長崎魚市場HP参照)