下関名物・・ジャンボふく鍋!!

下関名物『スーパージャンボふく鍋』の一号機が出来て23年の歳月が流れ、現在は二号機で活発な活動をしています。丁度、先帝祭の800年祭行事と一体となった町おこしイベントとして『しものせき海峡まつり』 が実施されることになった時、下関商工会議所青年部が初めて町のイベント企画に参加し考え出したものです。このふく鍋を作る実行委員長が我輩でした。今では春の海峡まつり・秋のさかな祭りでスーパージャンボふぐ鍋がイベントの顔になっているほか、市内の大学祭・自治会のイベントでもミニふく鍋が定着して下関の名物として実施されていますが、その当時は若い者が馬鹿な事を考えてと・・前代未聞の企画だつたこともあり、ふくの業界やガス会社のトップから反対され、半年間、日参して協力を取り付け、手探りの中、大鍋が完成し、イベントも大成功。以後、全国に大鍋ブームが沸き起こりました。山形の芋鍋・堺の鯛鍋・浜田の海鮮鍋などは下関のふく鍋を参考にして実施されたものです。また、二号機は山口県で『豊かな海づくり全国大会』が開催された時に神戸製鋼社長の英断で作っていただきました。ふく鍋は白味噌仕立て・・実行委員長の私の会社が味噌屋だつたのと、大量に作らなければならい事情もあって・・
現在も下関商工会議所青年部の若い力で継続してくれていることに対し、感慨無量です。・・・これからも下関の顔として頑張ってもらいたいな~と思っています。

イベント会場ふく鍋 ふく鍋 ふく型 新下関駅に展示中

ふく鍋の製作には多くの人達の善意で造り上げられたものです。
初代ふく鍋は、鉄製で地元下関の漁具製造メーカーの(株)カネヤスがトロール船の魚網の開口使用するオッターボードの部品の鏡板を利用し、外径3.2M、高さ1.1M、容量は6立方メートルで完成し寄贈していただきました。
西日本液化ガス(株)はジャンボ鍋専用の燃焼システムを開発して頂きました。
二代目ふく鍋は神戸製鋼所が航空機製作の技術を駆使し、アルミ合金製の鍋とふく型を作っていただきました。
PRになりますが我社でも冬のギフトとして関東の銀座松屋さんなどで『白味噌仕立てとらふく鍋』を販売しています。
海峡まつりでのスーパージャンボふく鍋は終わりましたが11月23日の『下関さかな祭り』でお目見えしますので、是非、ご来関ください。