関門トンネルが開通50周年・・・

本州と九州を結ぶ、世界初の海底道路トンネルとして造られて今年で50周年を迎えました。
関門国道トンネルは1937年着工し、戦時中の中断経て、21年の歳月をかけ、国道2号の一部として完成しました。
建設費用は開通当時の貨幣価値換算で約80億円、約450万人が従事する一大事業でした。
関門トンネルは2層となっていて、上は自動車道、下は人道になっています。
関門トンネルは関門海峡の下をくぐるトンネルで、人道はトンネルを掘削した時の作業坑を利用しています。
車道とともに1958年(昭和33年)に開通、1973年(昭和48年)より歩行者は無料で通行できるようになりました。
トンネルへはエレベータで降り、門司側または下関側まで780m歩きます。所要はざっと10分というところでしょうか。
車道は本州と九州を結ぶ大動脈で利用台数は、開通当初の1日平均約2000台から現在は約17倍の約3万5000台が毎日通行しています。
開通から現在までに通貨した車両は4億1000万台を超えると言われています。

関門国道トンネル車道の北九州門司側入口にはふくが大きく口を開けた姿に・・・
人道には壁や天井に魚や星の絵が描かれています。
また、山口県と福岡県の県境を跨いで記念撮影をするのも如何(*^^)v

さて、このトンネルの距離は3461mで、そのうち海底部分は780mです。
・・・トンネルの上の海峡は源平の戦場となった早鞆の瀬戸(壇ノ浦)です。
歴史とロマンの町下関・・・話の種に一度おいでませ!!