下関映画祭スタート!!

第9回しものせき映画祭が11月10日~16日までシーモールショッピングセンター内のシアター・ゼロ他3会場で開催されます。

映画祭ポスター① 映画祭ポスター②この映画祭にはキム・スンヨン監督をはじめ、今話題の佐々部清監督・グ・スーヨン監督・俳優そして監督でもあり、シアター・ゼロの支配人でもある奥田瑛二氏と豪華なメンバーが来られます。

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10日のオープニングには前総理大臣安倍晋三氏の奥様、昭恵夫人の推薦作品『チベットチベット』の上映と昭恵夫人と金 昇龍(キム スンヨン)監督の対談も行われました。

金 昇龍(キム スンヨン)監督10日の夜、昭恵夫人と映画祭実行委員会のメンバーと、2007年オレゴンTAC映画映像祭で観客賞(最高賞)を受賞した『チベットチベット』の 金 昇龍監督と一緒にお酒を飲む機会を得ました。
彼と盃を交わし、映画や人生観を聞くうちに彼の魅力に吸い込まれていきました。
端正な顔立ちと透き通るような瞳に、俳優として出てはと感じたのは私だけだろ~か?
この映画は在日コリアンの金監督が自分探しの旅に下関港から出発し、あることがきっかけでチベットの現状を追うことになり、それがダライラマ14世への10日間におよぶ同行取材をも可能にし、旅を続けていくうちに、自分の中にあった否定的な韓国への思いが少しずつ溶けて変化していくというドキュメンタリー映画です。
この映画を見て、平和とは・人の差別って何だろうと感じさせられました。
顔の色や体形は違っても、同じ人間であるのに、異なる宗教、文化、環境、生活習慣、経済活動の中から、支配する人、支配される人が生まれ、人が人でない扱いをされることが、現実に起き、そして今も続いている。
これを救うのも人間だし、個々の考え、行動により、変えることの出来るのも人間です。
しかし現実には、人種差別的な事が世界中で発生している。
日本では差別的、歴史的な過去の問題に対しての、意識が希薄ではないだろうか?
世界の中ではそれが現実に起きている問題で、世界の人々が真剣に考える問題であり、意識することが必要なことだと痛感しました。

次回の作品は中国、雲南省の少数民族の民族衣装がいかに素晴らしいかを伝えるアートミュージックドキュメンタリーロードムービーだそうです。
今も生き続けるアヴァンギャルドな民族衣装にアヴァンギャルドなサウンドを合わせた作品だとのこと。
金監督の人柄に感銘を受けた私にとって、彼の次回作がまた彼の新しい魅力を発見できるのではと楽しみにしています。
また、下関で夜景を見ながらゆっくり盃を傾けたいですネ・・・・・金さん待ってますよ~(^^♪
当日の写真を田中絹代メモリアル協会の河波さんから送っていただいたので、UPさせていただきました。
金 昇龍(キム スンヨン)監督と安倍昭恵さんの対談金 監督とスタッフ-①金 監督とスタッフ-②
金 昇龍(キム スンヨン)監督と安倍昭恵さんの対談風景と、金 昇龍(キム スンヨン)監督と田中絹代メモリアル協会(しものせき映画祭実行委員会)の理事長・・藤城さんと会員とでパチリ・・・良い記念になりました。(*^_^*)
さて、さて・・・私は何処でしょ~!!

田中絹代の部屋にもこちらから覗いてくたでさい。