貴方も下関通に・・・・

平成21年2月15日(日)に海峡メッセ下関において、下関通を目指す第1回下関観光検定「関門海峡歴史文化検定」が開催されました。
合格者は610名でした。
さて、来年の2月中旬に開催される第2回関門海峡歴史文化検定に向け、問題集から抜粋して、ブログに遊びに来られた方に下関通になっていただきたいな~と考えています。

さて、今回の問題は下関のふくに関する問題です。
Q 下関では『フグ』のことを『フク』と呼ぶと、よく言います。フクは福だから縁起がいいし、フグは不遇、あるいは不具に通じるから、フクの本場しものせきでは『フク』と呼びますという説明もします。
しかし、下関では戦前にはそんな注釈なしに無意識にフクと呼んでいたようです。
千年以上も前に書かれた「倭名類聚抄」に書かれた文字を見ても、大昔からフクと呼ばれていたようです。さて、これに書かれていた文字は次のうちどれでしょう。

① 布久 ② 不九 ③ 府久 ④ 夫苦 ⑤ 富玖

ふく刺・・・・鶴 盛答えは・・・
下関では『フグ』のことを『フク』と呼ぶと、よく言います。フクは福だから縁起がいいし、フグは不遇、あるいは不具に通じるから、フクの本場しものせきでは『フク』と呼びますという説明もします。
しかし、下関では戦前にはそんな注釈なしに無意識にフクと呼んでいたようです。
千年以上も前に書かれた「倭名類聚抄」には『布久』と書かれていて、にごらずに『フク』と呼んでいたことがわかり、下関での呼び方のほうが古いのではないかと思われます。
解答・・・布久で~す。これからはフグのことを下関流にフクと呼んでください。
写真はとらふくの刺身『鶴盛』です。下関のふく料理人の卓越した技術での逸品です。