龍馬伝スタート!!

1月3日からNHK大河ドラマ『龍馬伝』がスタート!!
歴史小説やテレビドラマで主人公とされることが多い坂本龍馬。
その龍馬のゆかりの地と言えば、高知や長崎が頭に浮かぶのが一般的ですが、しかし、土佐藩脱藩後の龍馬を支えたのは下関の豪商であり、龍馬と下関との関わりは意外に知られていないのが現実です。
龍馬は海援隊の他にも、下関で海運会社「馬関商社」を起こす計画だったことはご存知ですか??
さて、龍馬を支えた豪商、伊藤家は江戸時代の下関で西の佐甲家とともに東の本陣を務め、大年寄として町政にも参画した家です。
特に江戸時代後半、伊藤杢之允、杢助(静斎)、九三(助太夫)の三代当主は、歴史の裏方として重要な役割を果たしています。
オランダ商館一行のシーボルトや吉田松陰との交友もありました。
薩摩藩と長州藩の同盟を策して奔走する坂本龍馬は、下関を往来するにあたり、もう一つの豪商、白石正一郎邸と伊藤邸を宿としていました。
特に、慶応2年(1866年)幕府の第二次長州征伐小倉口の戦いに於いては伊藤家に止宿して、土佐海援隊を指揮し、高杉晋作を助けて海峡に戦いました。
また、慶応3年2月には、伊藤家を宿所とし、その居に『自然堂』の額を掲げて、商務の拠点とするばかりでなく、同じ月の10日には妻のお龍を伴い、以後伊藤家に預けます。
そして、お龍は同年11月15日の龍馬遭難の悲報を伊藤家において聞くことになります。
龍馬の歴史の中での活動拠点としての下関は重要度が非常に高いのですが・・・・
さて、大河ドラマではどうなるのかな???
龍馬や高杉晋作の生き方を知ることにより、混沌とした現代に新たな光を見つけることが出来るのでは!!

下関と龍馬の関係へ・・・