ふく専門講習会に参加!!

昨日、下関でふく取扱業者のみを対象に食品表示や関係法令についての講習会が開催されました。
初回は南風泊市場(はえどまりいちば)の仲卸業者など70業者から100人が参加しました。
講習会昨年も同様の講習会が開催されていましたが、今回は下関のブランドであるふくに対して、取扱業者のコンプライアンス(法令順守)を徹底する為、JAS法・食品衛生法や、最近ふくの取扱の不勉強さから料理店で増加傾向にあるふく中毒が発生して言う事で、ふくの種類鑑別などの講習が実施されました。
証明書 ふくの取扱の出来るふぐ処理師の免許は県条例で全国統一で無い為、講習だけで取れる地方もあり、一般の人が釣り上げたふくを自宅で調理したり、知識の少ない料理店で調理してもらったりして、事故が起きるケースが増えていると・・
怖いですネ!!
ふくの毒はテトロドトキシンと言い、青酸カリの500倍の強さがある猛毒です。
残念なことに高級魚として有名なトラフグやマフグにもフグ毒があります。
また、クサフグやヒガンフグ、ショウサイフグなど沿岸で釣れる種類にも毒があります。
フグ毒は熱を加えても分解しませんし、解毒剤もありません。
命を惜しむなら、フグ料理は免許をもったふぐ調理師のいる店で食べるに限りますヨ。
でも、早く全国統一の免許制度を実施しないと温暖化の影響で、ふくに馴染みの無い地方で捕獲されたふくを食べて中毒なんてこともありうるのでは!!
本場下関から出荷されるふくは大丈夫(^^♪
下関にはふく専門の魚市場、南風泊(はえどまり)市場がありますし、ふぐ処理免許取得の試験も厳しく、処理の技術も天下一品なのでご安心を(*^^)v