久しぶりの東京へ・・・

26日の早朝、山口宇部空港ANA・・始発便7時50分で東京へ
2月22日から25日まで韓国済州島の取引先の社長が奥さんと仕事とご夫婦の結婚記念日のお祝いを兼ねて下関に来られ、接待に明け暮れ、引き続き東京とハードな1週間となってしまいました。
久しぶりの東京へ・・・大手町の皇居が見渡せるホテルにチェックインを済ませ、東京駅へ向け町中を移動・・土曜日と言うことで大手企業が休日の為、ゆっくりと散策しながら・・・
平将門首塚あった!!三井物産ビル・三菱UFJ銀行などのオフィスビルが乱立する一角に鬱蒼とした木が茂り、一種異様な雰囲気を醸し出しているこの場所こそ平将門の首塚が・・・
任侠の人として人情に厚く、土地に暮らす人々からは慕われ続け、少なくとも関東の平家の流れを汲む千葉氏を始め秩父氏、相馬氏、三田氏、江戸氏、柴崎氏、大庭氏、葛西氏、多くの氏族からも先祖として祀られている将門の人間性に興味を抱いていたので、念願の首塚を訪れることが出来、感慨無量でした。
桓武天皇の子孫が「平」という姓を賜ったことで始まった家柄であり、将門は桓武天皇から数えて六代目。
彼らは皇族の血を引いており、いわば「貴人・貴族」である彼らが地方に土着し、在地の有力土豪らの武装勢力の主となって、大きな武士団を形成し、後の平清盛の平家武士の隆盛へと進んで行き・・・そして、平安時代平家貴族団から鎌倉時代の源氏武士団に代わって行く戦いが下関の壇ノ浦での源平の最後の決戦が関門海峡で行われ、その戦いで元暦2年(寿永4年・1185)3月24日、貴族社会から武家へと変わっていきました。
平家の擁していたわずか8歳の安徳天皇は祖母の二位の尼に抱かれて関門海峡の海に入水されました。
下関は平家・源氏に纏わる史跡が多く、これから少しずつ紹介していきたいな~と思っています。