下関にも春が到来・・我が家の桜も満開です。
毎日仕事や行事に追われ、ゆっくり桜の下で花見をする時間が取れないのが・・・
4月3日の日曜日も東亜大学と日本医療学園付属東亜看護学院の入学式の祝辞を頼まれ、掛持ちで・・・終了後は会社に帰って、仕事と、慌しく・・最近はお疲れモードです。
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今日は下関の世界一小さい水門をご紹介します。
下関市の本土と彦島を隔てる小門海峡(関門海峡小瀬戸)にある世界最小のパナマ運河式水門があるのをご存知ですか?
水路は長さ50m、幅8mしかない小さな小さな運河です。
1936年の設置以来、70年が経過したいまも稼動しています。
水産庁が発表した「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれています。
関門海峡は1937年以前、巌流島の北側に入り江があり、奥が小門海峡に繋がっていました。
後に入り江は下関商港の築港により埋め立てられた。
下関漁港はかつて小門海峡の入口東岸にあり、瀬戸内海と日本海の両睨みだったから、関門海峡へ抜ける海路を絶たれるのには抵抗があったようで、その為、彦島は陸続きにならなかったようです。
下関漁港の閘門(こうもん)は、世界一小さい水門で有名です。
パナマ運河式というのは、「高低の差が大きい水面を閘門扉で仕切り、水位を同じに調節して船舶を進ませる」方式で、関門海峡は東流れ・西流れがあることから分かるように、瀬戸内海と日本海の干満差によって激しい潮流が生じる為、水門は小門海峡をこの潮流から守り、奥にある下関漁港を凪いだ状態にする為に作られています。
下関漁港から関門海峡へ船が抜ける場合、まず北水門が開いて小門海峡の水位に合わせ、安定した後に船が入る。
次に北水門を閉じて南水門を開き、関門海峡の水位に合わせ、安定した後に船が出て行くと言う形です。
船の通過しない時は車や人が通る水門橋です。
チョット珍しいのでご紹介しました。