正一位稲荷大明神の例祭に参加・・・

2月18日に地元の生野神社の末社の稲荷神社での例祭に参加しました。
生野神社生野神社は第五十六代清和天皇、貞観二年(860)九月の創祀、当時京都大安寺の僧行教、天皇の勅命を受け、九州宇佐八幡宮に趣き、八幡宮の御分神を奉戴して、京都男山(今の石清水八幡宮)に皈る途中、当地が清地であり又、神功皇后ゆかりの地であることから、ここに仮泊し、御分神を奉祀したと伝えられています。
又、古来武将の崇敬も篤く文禄元年豊臣秀吉、朝鮮の役に出陣の際、松の木を八本手植し、戦勝を祈願したとと、言われております。(落雷の為、大正六年県知事認可の上、処分、拝殿正面の奉納額、松皮はその一部)。
昔はこの附近数ヶ村の総氏神として、信仰を集めていました。
響灘に浮かぶアルコール雲丹発祥の地、六連島も古くはこの神社の氏子でありましたが海を超え遠隔地の為、昭和四年二月、この神社より御分神を勧請して六連島八幡宮を建立されました。
また、神社本殿の裏には宮山古墳(下関指定史跡)があり、西南に開くせん道から横穴式石棺をもつ前方後円墳です。
宮山古墳石室は明治四十二年(1909年)境内の敷地拡張中に発見された物で、全長33メートル、高さ2.8メートル石室の奥行3.5メートル、幅2メートルの規模です。
下関市内には五基の前方後円墳がありますが、外の4基は綾羅木周辺(綾羅木郷遺跡)の丘陵に築かれており、市街地で唯一の前方後円墳です。
石室の特徴から6世紀に築造されたと見られ、墳丘の葺石・埴輪等の遺物や、古墳の裾を巡る周濠等の遺構は確認されていませんが、全体の形は良く保存されています。
由緒ある地元の氏神様でもあり、商売繁盛のご利益があることから、地元の商売人で組織する稲荷会で、毎年2月に祭事を行っています。
神事の後の直会がまた楽しいですね~!!
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