誕生から40年・・関門橋!!

関門海峡の最狭部である下関市壇之浦と北九州市門司区門司(和布刈地区)を結ぶ関門橋が今月11月14日に開通から40年を迎えました。
1973年に開通・・橋長1068m、最大支間長712mは、若戸大橋(橋長627m、最大支間長367m)をしのぎ、開通時点では日本および東洋最長の橋でした。
(1983年開通の因島大橋が関門橋を上回る規模の橋として完成し、その後もより大規模な橋梁が複数架設されている)。
若戸大橋と並んでその建設は明石海峡大橋など国内の長大橋の先駆けとなりました。
関門橋-1形式は標準的な3径間の吊り橋で、補剛桁はトラス。
橋梁等の防食法には溶射が採用されています。
関門海峡は大型船舶も航行する重要航路であることから、桁下から海面までは61mの高さを確保し、主ケーブルの直径は67cm(直径5.04mm素線、14014本)、ハンガーケーブルの直径は53cm。
1日の平均利用台数は開通時の約1万台から昨年度には約3万7千台に増加し、累計利用台数は延べ3億6千万台に達する本州と九州を結ぶ大動脈です。
架橋から40年が経過し、交通量の増大に伴い様々な部分に劣化が進んでいることから、2011年度からの5年計画による大規模補修を行っています。
橋から望む関門海峡は素晴らしい景観で、何時も心を癒してくれます。お色直しも楽しみです。!!